翻訳会社が成長するための考え方

どういった翻訳会社が生き残るのか

翻訳のコストは翻訳量と、過去の翻訳文を効率化に活かすための技術力に比例して下がっていくと思いますので、
今後は言語別のシェアをいかに取るかが生き残りのカギになりそうな気がします。

 

要は言語を解析して自社のシステムに組み込んだ度合いがコストに反映されていくということです。
完全に労働集約のままで人の知識に頼って翻訳をしているだけの会社はコストを下げることができずに負けてしまうでしょう。
少ない知識のレベルの低い翻訳者が、高いレベルの訳者と同じように仕事をすることができる環境をどうつくるかによって差が開いていきます。

 

したがって、総華的にどの言語でも対応できるというスタンスの翻訳会社はうまくいかなくなりそうです。
Googleのような会社が機械翻訳に力を入れていますので、インターネット上の情報量に応じて機械翻訳の精度は飛躍的に高まっていくでしょう。そうしたときに、自社独自の翻訳ノウハウでどれだけ差をつけられるかがポイントです。

 

タイ語ベトナム語の翻訳といった隣接地域の複数の言語に対応することで、ワンストップでクライアントのニーズに応えられるようにするというのも選択肢の1つです。世界中に対応することを目指すのではなく、企業が同時に進出するであろう国をセットにしてとらえて翻訳の仕事をするということです。

 

翻訳者と依頼者をマッチングするプラットフォームをつくる会社が増えてくるのも注目です。依頼者がフリーランスの翻訳者や翻訳会社をを直接探せるようになります。これによって外国の翻訳会社やフリーランスの翻訳者にそのまま横流しして、マージンを抜くだけというビジネスは成立しづらくなってくるでしょう。今後さらなる国際化が進んでくると、外国の会社に直接発注するのがより自然なことになるでしょうから、日本の会社は外国基準の価格を提示できないと存在感が薄れていってしまうと思われます。